何度かここにも書きましたが。
こちらの市では、医療的ケアがある地域の学校に通う子供に対して、週に一度90分、訪問看護師が派遣される事となりました。
現在は、手続きの最終確認段階。6月からという事ですが、4月の末に診断書を書くような状態で、動きがぎりぎりな感じに思えました。あとわずかな日にちでどうなるのだろう?と。

5月に入り、GW明けにとりあえず私からの要望書のような用紙を提出しました。お願いする医療的ケアに対してのことや、時間の希望などを書いて。

ところが、先日そのケアに対して、できないので線で消して提出するよう用紙が戻ってきました。

私が書いたのは、
1 中休み、昼休み、その他状況に応じての吸引
2 カニューレが抜けた場合速やかに挿入
3 様態悪化などの場合救急車到着までの応急処置
そんな事を書きました。

ところが、2番に対して。これができないというお返事でした。
消して提出するようにと。

市としては、医師看護師と相談した事で、
『カニューレが抜けた場合、入れずに救急車が来るまで見守る』という事が今年度は決定したそうです。

救急車が来たとしても、救急隊員に資格が無ければ挿入はしてもらえません。吸引でさえ資格が無ければ救急隊員さんはできませんから。なので、そのまま病院到着まで抜管状態で運ばれるそうです。

気管切開はあらゆる呼吸器系に対しての応急処置です。
口や鼻からの挿管だと、危険なので在宅生活を送る事はできません。
しかし、カニューレならば万が一外れてもすぐ入れられるから安心。素人の親でもすぐできるので安心・・・そういった事で気管切開という処置をされているのです。

しかし、訪問看護師さん、資格のある方でありながら、学校ではやってもらえないそう。
抜管して危険がある子、時間がかかると危ない場合は、親が直ぐ駆けつけられる場所で待機するか、この制度は受けられないという話でした。

90分の派遣。
吸引ならばちょっと辛くても、調子が良ければ我慢できるでしょうが。一番は、抜けてしまった場合やつまってしまった場合。そんな時に対処してもらえるという事が一番ありがたいと思っていた90分。僅かな時間でもありがたいなと思っていました。

けれど、今年度のこの制度では、万が一の事を考え近くで待機しなくてはなりません。今までと殆ど変わらない90分となる事になりました。

一花の場合は、元気ならば抜けて直ぐという事は無いと思います。ただ、どのぐらい持つかは抜管トライなどもしたことがありませんので、入院して試してみないとわかりません。
ただ、具合が悪い時に抜けてしまったり、抜けてパニックになるかもしれず・・・真っ青になって救急車で運ばれる事を想像すると、やはりそんな思いはさせたくありません。それで済めば良いですが・・・万が一を考えると恐ろしいです。

『この制度は市が特別に始める制度。大事にしたいので、カニューレを入れるような事はできません』というように言われました。
ならば、まずは確認を保護者と看護師でとりあい、抜けた場合こうすれば大丈夫と確認をしあい、そして万が一の場合挿入しても大丈夫だと確認すれば・・・子供を守る事、それこそ大切にしている制度と言えるのではないでしょうか・・・。

もう日にちも迫っており。この条件で進むしか無いのですが。
今後、気管切開して在宅医療する子供達がどんどん増えていくでしょう、制度をもっと心ある制度にしていっていただけたらと願わずにいられません。

他県では積極的に看護師さんを配置するところも増えてきて。なかなか進まない市の制度にあれこれ思うところはあったけれど。それでも、ようやく腰を上げてくれた事に感謝し、週に1回90分だけでもありがたくいただこうって思っていましたが・・・とても悲しいです。

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