『き・れ・い!』

自転車を走らせていた音楽療法の帰り道。
“つんつん”と背中を突かれたので、自転車を止めて『なぁに?』と振り向くと。空を指差して言いました。

いっちが長期入院していた頃、いつも夜景を見ていた私の好きな場所でした。

あの頃は、泣きそうな日もあったり。帰りたく無い日があったり。どうなっちゃうんだろうと不安な日々で。

それがこんなに元気になり。こうして会話ができるまでに成長するなんてあの頃には考えられなかった。

『まま。けーたい!』

『あっ、そうねそうね。』慌てて写真をとりました。

退院してからようやく始められた音楽療法。今日は4回目で今期最後の日でした。

回を重ねる度にぐんぐんと取り組めるようになっていき。歌を唄おうと頑張ったりできるようになりました。
自分ルールでしか進めなかった彼女が、先生の指導で『今は我慢なんだ』と、折れる部分が出るようになりました。最初の頃とは全然違います。

W先生が見事で。3回目で、『初めての楽器などをやりたがらないのは、自信が無いからだね。自分が出来ないって思っているからだね。』って見抜きました。
見た目、天真爛漫で、何にでも興味を示して楽しんで・・・好きか嫌いかだけで判断していると思われる場合が多いのですが。実はそうでは無いのですよね・・・結構へたれな彼女の本当の性格というか・・・。
けれど、W先生は勿論あきらめず。出来る部分から取り組むように促し、いつの間にやらいっち自らが取り組むようにしていきます。その過程といったら凄い。

いっちは僅かな隙も見逃さないというところも、直ぐに読み取ってくれました。隙を見せると、自分のペースに持って行こうとされてしまうそう。うん、それは親としてもよくわかる。僅かな音や人の視線など見逃さないのです。元々が過敏だった名残というか・・・なんでしょうね。

1時間みっちり、けれど、その1時間はめまぐるしくあっという間だそうです。見ている私もあっという間だけれど。

来期は先生が変わります。
まだW先生での個別指導で4回だし、もうちょっととも思いますが。W先生は学校での音楽療法でみてもらえますし、とりあえず来期の事でまたいつかお願いできる事もあるかもしれませんしね。彼女には変化も必要なので、また新しい先生で彼女が経験を積む事も大切かなとも思います。

来期の先生が今日見学に来てくださってました。
途中参加してくださり、じっくり様子をみてくれました。
来期も楽しく取り組めるといいなと思います。

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