気管支鏡の検査でした。
見えました・・・左右に分かれる分岐点が!
ほっとしました・・・良かった・・・(涙)
肉芽はひだひだとした状態で残っている状態。けれど、かなり小さくなっていて、自発でも内空が保てているので触れなければもう大丈夫。
ただ、ひだひだなので痰がくっついてしまい、検査の途中でも吸引はしたのですが、その部分についた痰はとれずでした。
検査が終わって落ち着いてから生食で潤して。夜、パルミとベネトリン+インタール入れたけれど・・・とれてはいないかな・・・。
けれど。触らない事が一番の治療であるけれど。そうだとしても、ステロイドって凄いのだな・・・改めてその薬の強さに驚きました。
ステロイドの減量はもう始まっています。ただ、長い間使っているので、様子を見ながら切って行く予定です。
あとは、痰が詰まらないようにと持続している点滴を、詰まらせないで切っていく事。これが在宅へのステップです。
そして、現在入っているカニューレですが。今日から3.5mmのNEOとなりました。
実は、ずっと4.5mmのスピーチを使っていたいっち。その後5.0mmのスピーチを入れて今回のトラブルとなってしまったのですが。
そこまで気管が育っていたところで、一気に4.0mmの普通のカニューレにダウンしたところ・・・リークができたのです。
カニューレはサイズが太くなると、その径を保つ為にチューブの厚みも厚くなります。5.0mmの厚みと4.0mmの厚み・・・それはかなり違います。結果、スピーチの穴の代わりをきちんと外側で保てるようになったのです。
そもそも、普通のカニューレにサイズダウンした時。人工鼻にする予定でした。
が、スピーチで声を出す事を学んでいたいっち・・・絶対に人工鼻は嫌だと自らバルブをつけたのです。
それには私も先生も驚きで。Spo2もその時の悪さと変わらない状態であったので、ならばそのまま頑張ってみようという事になりました。
1年間スピーチにした事により、カニューレの上の肉芽もやや小さくなり。そして、喉頭の形成も使う事で良くなった為、今回こうしてできるようになったのだと思われます。
ねぇ、この状態ならば、もっとサイズダウンしたほうがいっちが楽なのでは?という事が直ぐ話に上がったのですが。
肉芽で固まる痰・・・それが細いチューブになればなる程、上がってきた時に簡単にチューブが閉塞されます。なので、もう少し炎症が引いてから・・・と、今日まで半月待ったのです。
ただでさえ苦しい状態なのに・・・さらに過酷な道を自ら選んだいっち・・・口を開けっ放しでそれはそれは苦しい状況でした。
低酸素・・・痰の詰まり・・・夜だけひっそりと人工鼻にして酸素流しましたが・・・かなり苦しい毎日だったと思います。
さて、昨日あたりからとても元気になってきたいっち。
明日からは3.5mmでステロイドの減量と水分補給の為の点滴を減らしていく事・・・痰が詰まらない状態でいられるかという事。それに加え、活動がきちんとできるか・・・という事が試されます。細くした事で、軟化や喉頭の機能の問題がまだまだであれば、今までのような活動ができない場合もあるからです。
今日みた限りでは、歩いたりなどの問題はなさそうですが。距離とか少し走ったりとかが苦しくならずにできるかな?そんな事をチェックしながらの入院となります。
とりあえず・・・安心なラインになりました。
良かった・・・
今日、校長先生と交流級の担任の先生、個別の担任の先生が病院に来てくださいました。
面会は小児の場合親族のみなので、ロビーで私がお話させていただいただけですが。
交流の先生が、クラスの皆からのお手紙を持ってきてくださいました。
お友達の気持ちがとてもとても伝わってきて、いっちと二人でニコニコしながら読みました。
それ以外にも、文集に載せる子供達の作文のプリントを持ってきてくれたのですが。
今、いっちととても仲良くしてくれている男の子・・・S君の作文が載ってました。
『いっちゃんがにゅういんしているから、いっつもつまらない』と書かれていました。
いっちが学校をお休みする前、体育の授業でリレーの選手を決めていました。
リレーの選手に選ばれなかった子供達や、最初から枠外にされていたいっちは(汗)、応援の練習として見学しながら、ごろごろダラダラと遊んでいて。
いっちは、ごろんとうつぶせになったS君の上に座って、応援しつつ仲良く遊んでいました。
早く元気にお友達と遊ばせてあげたいな。ただそれだけを思います。
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