パパさんのご両親、いっちのじーじとばーばは、いっちが生まれる前にお空へと旅立ってしまっています。
ばーばはもう13年も前。じーじはいっちがお腹にいる事がわかった翌日なので・・・8年以上前となります。

二人とも子供好き。ばーばなどが今ここにいたら、いっちの事を凄く凄く心配し、凄く凄く可愛がってくれていた事でしょう。特に女の子が欲しくて欲しくて仕方の無かったばーばですから。嫁の私でさえも僅かな年数ではありますがとても可愛がられました。実家に遊びに行っても、“母ちゃんの仕事が無くなるからダメ”と台所に立たせない程。しかも、私の口に合うようと、料理はどれも薄味に用意しておいてくれました。

お酒大好きな家族。
集まってはお酒飲んで笑いあって。

けれど、そんな風景はばーばが亡くなってからはほとんどなくなりました。
じーじが亡くなってからはお盆に集まる程度。

いっちの事があったので、私達も帰省できるようになったのはいっちが3才からです。

ずっと空き家になっていた家。
三男が戻ってこれるかも・・・と、なんとか維持してはおりましたが。仕事の問題もあり戻る事が難しくなりました。築18年。誰も住んでないと、この先どんどん悪くなっていく事でしょう。誰も住んでいないのに維持費が増すばかりです。

誰も戻れない事が決定的になった今年、家を手放す事になりました。

買い手は見つかり。引渡しは9月に。

という事で・・・このお盆の3日間はひたすら掃除です。

田舎なので土地だけは広く・・・そりゃぁ大変な掃除となりました。
いっちはうろちょろと大変なので、6年生のお姉ちゃんに面倒を見てもらっていました。いっちはそれが最高に幸せで楽しい楽しい3日間だったようです。

“来年はどこかに皆で泊まりに行きたい!”っと6年生のお姉ちゃん。
“私だけ部活だからって日帰りなんて嫌だ!”と高校生のお姉ちゃん。
そうだね、場所は無くなっても、こうして親戚でわいわいがやがやと集まりたいね。

畑の中を歩くいっち。この場所をこうして歩く事も・・・みんなで送り火を囲む事も無くなるんだなぁ・・・
さようならお家。

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