学校での帰り道での事。
一緒に帰っていたうちの一人、Yちゃん。美人さんできっと優等生で(イメージ)いっちにとても優しい女の子。
今日もいっちと手を繋いでゆっくり歩いてくれてました(^-^)
そんなYちゃんが帰り道に、
『いっちゃんってここ(自分の喉を指差して)に穴が空いてるんだよね?』と。
『うんそうだよ~』って軽く話してたら。
『おじいちゃんと同じだ』と。
『ただね、おじいちゃんはいっちゃんみたいなポンプ(バルブがポンプっぽいイメージらしく何故かポンプと名前が定着してしまいました・・・汗)はつけてなくて、ガーゼをかぶせてるんだよ。』と。
『でね。今は声が出ないんだけれど、出るようになった人もいるからってそこに行く事になったんだ』と。
STに通うって事なのかな?病院変えて方針を変更してもらおうって事かな?そんなような事だと思います。
『いっちゃんも前は声が出なかったでしょ。けど、今はこうして出るようになったからね。そういう事もあるから、おじいちゃんも出るようになるといいよね~』って話しながら帰りました。
・・・
個別支援級という位置にいっちはいますが。極力普通級と交流してもらうようお願いしています。
情緒が不安定な時など、先生にもお友達に迷惑をかける事がいっぱいあると思います。それでも、彼女にとっては習慣という事が大切なので、大変でも本当に申し訳無いけれどお願いしています。
日々、みんなから沢山色々な事を教わってきます。み~んな優しくていっちが何かしても怒るのでは無くきちんと注意したりしてくれています。
そんな中でいっちも少しずつ・・・いや、とても成長しました・・・私の想像以上に。
クラスで友達、仲間、ルール・・・沢山あたえてもらいました。
あたえてもらうばかり。
だけれど、
唯一いっちがあたえている事もきっとある。
医学が進み。
気管切開という応急処置をして、助かる命がどんどん増え。応急処置により在宅で病気と上手く付き合いながら生活できるようになる事も増えてきています。
Yちゃんだけで無く、誰しもそんな遠くの話ではありません。生きていく中で、病気とすれ違う、または関わる事もあると思います。
自分が辛いとき、家族が辛い時、そんな時思い出してもらえたらって思います。
気管切開していたけれどあんなに元気に、病気である事をこれっぽっちも恥じずめげず、堂々と頑張っていた小さな女の子がいた事を。そして、それを当たり前に受け入れていた子供の頃の自分を。
たった一つしかあたえられないかもしれないけれど。
クラスでいっちにしかできない、結構いいことあたえたと思うよ(^-^)
1年生もあと1ヶ月で終了。
1年毎クラス替えだし先生も変わるし・・・ちょっと心配ではあるけれど・・・
小さい学校なので半分ぐらいは同じクラスになるかな?それが救い。
早いなぁ~1年って。
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