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2009年12月10日(木)

■ 微笑み ■

しばらくおさぼりしてましたね。

いっちさんは不安定ですが元気です。

痰が肺に溜まりやすく、ゴウゴウという音がしたり、眠ると向きによってサチュの数値が悪かったり息止めやすかったり、日中であっても喘息がでちゃったり・・・

と、不安定ではありますが元気です(^。^)ゞ

今日はカニューレ交換とST。

外科外来で呼ばれるのを待っていると、NICU時代クラークだったおばちゃんに会いました。おばちゃん・・・私の母と同じぐらいかな?上かな?いっちにとってはおばあちゃんに近いでしょうね。

現在、NICUから外来の勤務に変わり。入院の案内や雑務をこなしているおばちゃん。
会いましたといっても、週に1~2度は病院に通っているいっち。行く度にどこかで会うので、週1~2は会っています。

IMG_3360_mdf.jpg私といっちを見つけると、挨拶もそこそこに手帳からカードを取り出し私に渡しました。

写真のカード、『ほほえみの価値』と書かれてあります。
キリスト教かな?聖書関連の文面が書かれているカードのようです。

『貰っておいて。いつか役に立つ事があるかもしれないから、貰える物は何でも貰っておきなさい。私もずっとそうして生きてきたの。いつも誰かに何かを貰って、そして助けてもらって、力を貰ってどうにか此処までやってきたの。だからね、何でも助けてもらい力を貰ってね。』

『ほほえみの価値』

私は無宗教。信仰するものは何もありませんが、この文面を読むと自分が小さくて心の狭い人間なのだと気づかされます。
そして、おばちゃんはいつも心の中にこの文面を握り締め、生きてきたのだと思います。嫌な顔を一切せず、何を言われてもいつも笑顔で乗り切ろうとするおばちゃんそのものだから。

病院でのおばちゃんしかしらないし、年上の方にこんな事を言うのも失礼だけれど。
スマートに生きる事ができず、どこか不器用なおばちゃん。度々失礼ですが・・・ストレートに言ってしまうと、どこかどんくさいおばちゃんなんです。
仕事では、『何モタモタしてるの~』って言われている部分も多くあると思います。言葉でのやり取りは無いけれど、時々そんな様子も見られたりもします。

けどね、おばちゃんは嫌な顔を絶対にしません。
『あっ、ハイ今行きます~!』と返事をしながら、いっちに向かって、『あらら、またおばちゃん怒られちゃったね(^-^)』と笑いながら、笑顔でまたね~と手を振って仕事に戻ったりしてます。


『ほほえみの価値』

ほほえむことは
お金のかかることではない
でも 人の心はしあわせになる
ほほえみを受ける相手を豊にしながら
ほほえむ本人は何も失わない
ほほえみは一瞬のうちに消え去るが
記憶にはいつまでも残る
お金があるから
ほほえみはいらないということはない
お金がないから
ほほえむことができない
ということもない
ほほえみは家族に平和をもたらし
仕事の支え 友情のしるしとなる
疲れていた人に休息を与え
失望している人を勇気づけ
悲しむ人を自然にいやす
ほほえみは買うことも貸すことも
盗むこともできない宝物
あなたが期待したほほえみが
得られないなら
不愉快になるかわりに あなたの方から
ほほえみかけてみるがよい
ほほえみかけることを知らない人ほど
ほほえみを必要としている人は
いないのだから


改めて言いますが無宗教です(^。^)ゞ
こんな重い文面を載せるのもどうかと思いましたが・・・
この文章は信仰など全く関係無い文章だと思えるので。

おばちゃんはただのクラークさんではありません。

おばちゃんには障害を持つ娘さんがいます。

障害のあるお子さんがいる事は知っていましたが、多くは言いませんし、苦労話など一切する人ではありません。
けれど、娘さんを育てる為、色々な人に力を貰い、知恵を貰い、助けをもらい今までどうにかやってきたと今日初めて話してくれました。

『頑張って』という言葉は言いませんが、
『あなたも一花ちゃんを育てるのは大変だと思う。けれど、色々な人に助けてもらって頑張って生きてね。』
という事を言いたかったのだと思います。

おばちゃんはもうそろそろ引退を考えているそうです。

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