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2008年12月05日(金)

■ あたえあたえられ ■

昨日は発表会の舞台練習最終日。その後以前収穫したお米の脱穀。
今日は大根掘り。来週には掘った大根で食育の授業、そのうちご飯も炊かれる事でしょう。
自給自足?とまではいかないですが、これから先あまり経験できない事なので。こういう時間を大切にしてくれるのはとても嬉しいです(^-^)

さて、今日の大根掘りにはママさんが二人お手伝いできてくれました。
大根は太く大きいのでねぇ・・・収穫したは良いが、それを持ち帰る為に新聞で包んだりとなにかと手がかかるのですよ。年少さんなんて持てなくて泣いちゃうぐらい大きいんです。

二人とも、いっちと仲の良いお友達のママ。お友達が良くいっちの事を話してくれているので、ママとも話しがしやすいです。
で、そんなママ一人からこんな話を。Mくんのママ。

『Mがね~ご飯とかお弁当とかなかなか食べきる事が出来ない子で。いつも口うるさく言っていたんだけどね。今は頑張って食べるようになったんだ!』と。

その理由が。

『いっちゃんが頑張ってお弁当食べてるから。僕も頑張って食べる』と。

Mくんは、2学期からいっちと同じ班でお隣の席。いつも何かと世話を焼いてくれます。
集合する時とか呼びにきてくれたり、いっちが無理そうな遊具だと、『いっちゃん、危ないよ~』と、説得してたりします。そんなのお構いなしな、わからんちんのいっちですが(^。^;;

お弁当の時は担任の先生が隣に座るいっち。反対側の隣はM君。
フォークなどの使い方がまだ上手では無いいっち。何度もすくってはこぼしでめんどくさくなり、先生に『食べさせて~』と、途中でフォークを渡そうとしたりしますが。
先生から、『いっちゃん自分でだよ』。苦手な物でも、『いっちゃん頑張ってね』、『最後まで食べようね』・・・等等、声をかけられながら頑張ってなんとか食べています。

以前は全くといって食べられなかったお弁当を、こうして頑張って食べるようになったいっち。途中で逃げ出すなんて事は全く無く、食べきるまできちんと席に座っていられるようになって。
その経過をずーーーっと見ていたMくん。その頑張るいっちの姿がMくんの気持ちを変えたようです。

生まれてからずっと、人からあたえられるのがあたりまえで生きてきたいっち。特に幼稚園に入ってからは、お友達から色々な刺激をあたえられ。
『いっちが出来る事は他のお友達は出来るのがあたりまえ』そんなのが当たり前の日常。

まさかそんないっちがお友達に影響を与えるなんて考えもしなかった。

なんだか凄く嬉しくて、そして、感動してしまいました。
小さないっち、人よりも何倍もの時間をかけて成長しているいっちが、こうしてお友達に良い影響、刺激を与えられる事があった。それが、いっちの持つ障害とは離れたところで。

今日もMくんと並んでお弁当。二人ともきちんと頑張って食べてました(^-^)

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■ あれから色々と ■

先週、療育園の先生が来てから。
丁度時期という事も重なり、担任の先生や補助の先生と話す内容がグッと深くなってきました。

丁度時期・・・というのは、来年の事の話し合いが始まる時期になってきたのです。それと共に、1~2学期と行事の続く時期が過ぎ、3学期は大きい行事も無く、クラスの子供達も成長と共に落ち着き~となる時期。本格的に補助の先生達がじっくりいっちだけに関われる時期になるんです。

勿論、これまでも必ず補助の先生か担任の先生がいっちには付きましたが。クラスが落ち着かなくなり、そちらに手が回ってしまい、先生も、『今はいっちとじっくり向き合い・・・』と思っても、省略せざる終えない時間があったりとなってしまっていたようです。
私としてはそれでも良くやってくれているとは思ってましたが。時々、一人慣れてない補助の先生などが入ると、私がやらざる終えない部分も出てきたりしてしまったかな?そんな程度です。

他のクラスや今までの経験が無いので比べられないけれど、私の感じる吸引のタイミングと補助の先生が感じる吸引のタイミングの差が殆ど無いという状態なので(咳や痰の吹き上げが無い子なので状態を知らないと難しいのです)、それはかなりみて知ってもらっている事だと思います。

さて、話は戻りますが。そうやってじっくりいっちと付き合える3学期。そして、来年へのつなぎ、そしてそこから就学へのつなぎを考え、この3学期にどうしていくかを園長先生と担任の先生と話しているようです。

具体的にはですが。
『母子分離』です。

一番難しいところですが。
先生達としては、『母と離れて、いっちの力で何処までどう伸びるか』というのをまず知りたい。そして、知った上で年長さんのクラス、補助の先生をどうやって決めていくか・・・というところです。
勿論、医療行為があるので、『(母に)いてもらわなくては困る』というのが基本ではあります。ただ、少しでも教室から離れ、母の居ない時間を作ってあげたい。

というのも、年度の初めから思うと。いっちさんの成長は、先生達が考えられる範囲を超えていたんです。なので、母が居ない環境ならばもっといっちは伸びるであろうという予測が立つのです。
といっても、勿論、私は今、医療関係以外はほぼ手を出しません。いっちも私を頼らず、何かあっても先生を頼ります。けれど、それは、あくまでも母がいるというラインがあってからこそできる事であるんです。

幼稚園に入り。親と離れ、みなそれぞれが成長します。親が居ないという環境で、必要な時に必要な人を求め、探し、そして、親の監視が無い中で色々なお友達とのふれあいや信頼関係などを築いていきます。それが一番今のいっちに足りない事なんです。今では、最後の砦?というかバックに私がいつも付いています。最終的には何があっても逃げ込めば良いといっちは思っているでしょう。だからこそ、人間関係にもまれずに逃げ込む事を選んだりもあるでしょう。

職員室での待機。隣のクラスのお手伝い。

私がそうやってクラスから離れる事が可能か?そこが難しいのです。
というのも、いっちの吸引などは天候などによって簡単に変わります。1時間吸引が無いという調子が良い場合もありますが、今したと思ったのに5分後にはまたあがってきて・・・となる場合もあります。20~30分で吸引が続く場合もあります。

職員室で待機の場合・・・そのつど外に出て職員室まで向かうのか?丁度良い流れにのっているのに、そんな流れを中断して吸引に行かなければならないとなれば・・・保育を中断しないとならないとなるならば・・・別室待機はいっちの保育時間を削ってしまう事になります。

じゃあ、隣のクラスのお手伝いとして入り待機する?というのもまた問題で。
幼稚園は教室にずっといるなんて日は殆どありません。あちこちに移動します。今はあっちにいるからあっちに吸引しに・・・今はあっちに・・・というのも落ち着かないし、時間のロスでもあります。距離が遠ければ、『そろそろ吸引かな・・・チアノーゼでてきなないかな・・・』と、私も気が気じゃありません。それこそお手伝いなんて無理です。ゲホゲホと咳でもしてくれる子ならばもう少しほっておけるのですけどねぇ・・・。

で、なかなか解決しないそんな話は置いておきまして。それが可能ならばの話に移りますが。

可能ならば、年長になった時、医療行為が出来る補助の先生についてもらう事が出来るかもしれない・・・あくまでも『かもしれない』ですが。

医療行為が出来る・・・看護師の資格がある・・・といっても、小児医療や気管切開児の経験が無い方だと、そう簡単にお願いはできません。園側も看護師さんとして働いてもらっているわけでは無く、あくまでも補助の先生として雇い入れているので、何かあったならば敷地内にいる母が飛んでいって応急処置をします。それが前提です。補助の先生も、最初の頃、黒くなってしまったいっちを何度も見ており、『いっちゃんの怖さを良くわかっているので、ママには(園内の)どこかにいてもらわなければ困る』とはっきり言ってくれてはいます。

ただ、年中になって入ったいっちをそのまま看護師の資格があるから~と、すぐ配属する事は難しかったけれど。一年経って慣れた段階で、そして、小学校に上がる目前の年長さんならば、看護師の資格のある補助の先生についてもらう・・・というのも意味があるし行うべきであるのでは?という考えが園側にあるようなのです。まだ、本格的な話が来ておらず~なので決まっているわけではありませんが。

そうやって、1時間母から離れ、2時間離れ。小学校へと入学した時に、45分の授業(勿論ずっと居れるとは思ってませんが)に母が入らなくても可能になるように。そこへと流れが作れたら~と考えてくださっているようです。今のところ、地域の特別支援級を考えている事を告げているので、そちらへと出来る限り無理がかからないように、3学期~年長にかけて流れを作ってあげたいと思ってくださっているようです。

ただ、かなりのマンモス園で、障害児もクラスに2~3人が当たり前にいる園ですが。いっちのような病虚弱児で気管切開している子は初めて。道が出来てないので、園側も頭をひねり・・・という状態なのです。
なので、話し合い話し合い、出来る隙間を見つける。そして、隙間を増やして行く・・・という感じですね。

私の思いは。
幼稚園での今のいっちには、病気の事意外で私が傍にいるのはマイナスだと思ってます。彼女は私に頼らないほうが伸びるのは入院した時の様子などで理解できています。隠れてあげたいと思う事もあります。

けど、こっそり見てたいです(^。^;;

まずは、3学期に入って落ち着いた頃に、1時間教室から抜ける。こんなとこからかな?って担任の先生と話しながら思ってました。担任の先生もまだ時間があるからゆっくり~とは言っているので。

入園した頃。カバンが背負えない。そして、教室までの距離が歩けない。教室前の階段がのぼれない。勿論下りれない。お弁当は食べられない、教室にいる事さえ難しい。体や心を考え、幼稚園は週1にして後は療育園にするか?なんて話まであったいっち。

そんないっちが、未だに休み休みではあるものの、カバンを背負い、教室まで自分の力で走ったり歩いたり。階段の上り下りもでき、滑り台どころかジャングルジムまで挑戦するようになってて。背丈からすると到底登れないようなところでも、頑張って何度も何度も挑戦して。工作も席を立たずしっかり作り終えるように。

勿論、補助はフルでつかなければならない状態ではあるけれど・・・それにしても、こんな日が、あの頃、入園した頃には想像つきませんでした。先生達も想像がつかなかったようです。

そうそう、先日の発表会の予行練習を園長先生が見て。あの、いっちがライトに夢中になってしまい出来なかった舞台を見て。

『いっちゃんはあれで全然OK!とても上手!補助は出ずにあのままで!』

という意見だったそうです(^。^;;
園長先生・・・器が大きすぎというか・・・
発表会が怖くなってきました(^。^;;

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