2008年09月22日(月)
■ タップ ■
今日は通常の通園とは違いますが、療育園へ行きました。
というのも、ある方が療育園にいらしたからです。
その方は30歳の女性。生まれつき脳性麻痺で全介助。施設での生活をしています。
移動は電動車椅子。マットの上などではよつばいなどが可能だそうです。ちなみに、小学4年生の時にこのよつばいが成功したそう。それまでは寝返りしか出来なかったそうです。
そんな彼女が、ある日タップダンスを見ました。そして、『歩けないけれど足は動くから』という事で、生まれて初めての習い事、しかも全介助の彼女がタップを!
まずは、ホールでタップを2曲。
電動車椅子に座った状態で、足元に台を置き、通常の靴にタップの金具をつけ演奏です。
力強かったですね~全介助の方とは思えない。そして、時々見せる笑顔がとても良かった♪
いっちも、彼女の周りをちょろちょろと拍手しながら動き回ってました(^-^)
その後は別室に移動。子供達は先生に預け、彼女から色々お話を聞きました。
凄いエネルギーを感じます。
それもそのはず。海外へもひょいと行ってしまう程の行動派。そんな好奇心旺盛な性格が華やかさと伴った強さとなって伝わってくるのでしょうね。
彼女が言うには、ご両親も足が悪いらしく(年齢的な問題かな?とおもわれます)、『何処へも連れて行けないから自分で行って』と言われたそう。それがご両親の育て方、強く育って欲しいと思う気持ちからなのか、そのままの言葉なのかは測りかねますが。結果的に、彼女はそれが悔しくて、どんどん自分で外へ出て行ったそうです。きっと、ご両親も彼女の強さが良くわかっていたのでしょう。
ちなみに、中学生ぐらいまでは、年の離れたお姉さんが全て介助をしてくれていたらしいです。ご結婚なされた事により彼女は施設に入所したそうです。
アイドルの追っかけ歴21年だそう(^-^)何処へでもついていくって。
日常でもそうで、1人で街へ繰り出すそう。時には、駅まで連れて行ってもらい、そこからは通常の車椅子(電動で無い)で1人で出かけてしまう事もあるそう。電動だと対応できない乗り物があるのでね。
けれど、電動で無いと彼女では動かせないわけで・・・
駅はどうするの?・・・駅員さんに頼む(^-^)
お腹が空いたらどうするの?・・・食べさせてくれそうな人や店員さんに、『すみません食べさせてください!』って、お願いしちゃう(^-^)
凄い!
本人曰く、動けない分観察力があり、『この人なら頼めそう・・・』という人を見極めるのが上手になったと。だからといって、これはなかなか出来ない事。彼女が社交的であるからこそ出来るのだろうなぁ。そうしていくうちにお友達もいっぱい増えたそうです。凄い!
しかも外出からようやく施設に戻ったかと思ったら、友達から『今暇?カラオケ行かない?』ってお誘い。『えぇ~今から?』・・・と言いつつ、大好きだからやっぱり出かけてしまうそうヽ(|||≧▽≦|||)/
で、2時間3時間は当たり前で歌ってくるらしく。昨日も歌ってましたと(^-^)
パソコンも頭に棒をつけて。そうそう、電動車椅子はあごでレバーを操作し動かしてます。お決まりの携帯電話は電動車椅子にくくりつけてあり、隣には鉛筆のような棒がささってます。それで携帯を操作するそう。
見せてもらいましたが・・・早い早い。いまどきの女の子ですね。
お話はゆっくりですが、きちんと聞き取れます。言語訓練をし、自分でもいっぱい練習したそうです。きっと、一日じっくり彼女と遊んだらもっと会話をキャッチできそうな気がします。ほんと、ゆっくりだけれど面白おかしくお話を楽しんでて、彼女の性格そのもののようでした。お茶目ちゃんなんですよね。
演奏やお話を聞く事が出来てよかったです。
勇気をいっぱい貰いました。

19:20
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