2007年10月19日
■ 就園 ④ ■
駅まで自転車で、そして電車に乗って一駅。
これならば、すべて自転車で頑張れるかな・・・電車に乗らないでも・・・と、事前にチャレンジするものの、やはりそれはかなりきつく。重たい吸引器と、いっちを乗せだと、足がわなわなと震えてきてしまいます。
仕方ない、やはり電車を使って見学会へと行きました。
2年後廃園になる予定の園。それは古く、私が幼い頃に通った園よりもレトロな感じでした。2階は無いし。
総勢30名ぐらいかな?集まっての説明会。聞きに来た親の誰もが、いっちが入園を考えているとは到底思えないのでしょう。
『ほらっ。後ろに小さい子が居るんだから、気をつけなさい!おもちゃ貸してあげなさいっ!』お友達と一緒に遊ぼうと、近寄るいっちを見かける度、親御さんのそんな声がします。苦笑いの私です(^^;)
説明はビデオでした。一応、障害児と一緒に~という方針で、担任はクラスに2人。クラス全体の先生と、障害児に対しての補助の先生と~という事でした。
その後、園長からの話し。不思議な感じのする園長先生でした。馴染みやすい先生では無さそうです。ちょっと話しにくそうだなぁ・・・と。
そして、説明会が終わり。何かあったら園長がその場に居るので、質問していってくださいねぇ~との話しだったので。他のママ達の質問が終わったところで、いっちを抱っこして話しに行きました。
まず、医療的ケアが必要な子であり、別室で付き添い待機をお願いたいのですが、了解してもらえるか。幼児教育センターでは、OKが出ていますが。一応、念のために、そして、一花の事を知って貰う為に聞いてみました。
『衛生の問題がね。綺麗な場所を提供できないから・・・』と。
!?!?!?!?!??!?!?!?!?!??!?!?!?!
何?この園長???
ちょっとイラッときました。けど、お友達がこのセリフでお断りされたって話しを聞いていたので、予想はついていた事。ここは冷静に、抑えて抑えて。
『吸引は、どんな場所でも出来ます。必要であれば園庭であろうと、トイレの前であろうと。ただ、私の座って待機させてもらう場所の確保、吸引器の置き場、合わせて折りたたみの椅子二つ分、それだけ貸してもらえれば。』と。
それでも、何か考えている振りをします。
『幼児教育センターで相談したところ、こちらの園ならば全然可能なので、とこちらを進められて来ました』
・・・というと、顔色が変わりました。
『だったら、まぁ~良いですよ』と。
『だったら』?『まぁ~』?なにそれっ!はっ・・・腹が立つ!けど、此処は抑えて抑えて。
では、宜しくお願いします・・・と、園を後にしました。
なんだか納得行かないままですが。他で受け入れが無い事には仕方が無い。
そして、9月20日。教室の見学会があったので、一花を連れて出かけました。
園内を簡単に見学するだけの見学会。特に何かあるわけでは無いのだけれど。
園庭で遊ぶ園児達を見学したりしながら、1時間程過ごしました。
まず気がついたのは、車椅子の女の子が居る事。年長さんなのかな?皆と一緒にお遊戯しています。
そして、ダウンちゃんが一人。いたずらっ子なのかな?先生一人をあーだこーだと振り回していました。
そして、気になったのが、もう一人のダウンちゃん。下駄箱のところで、一人ずーっと遊んでいるんです。誰も気にかけていません。先生も探して無いし。ずーっとずっと。
なんだか、切なくなってしまいました。その子は、そこが好きで居るだけなのかもしれないし、決して誰しもがほっておいているわけでは無いのかもしれないのだけれど。けれど、これが説明会で、障害児も健常児と一緒に・・・って強く言い張っていた、偉そうに言っていた現状でしょうか?みんなは、泥んこ遊びしているのに。。。
そして・・・それから色々と考えました。他の園の情報も、ママ達からいっぱい教えてもらって。
どうも、心が落ち着かないのです。受け入れは一応OKだけれど、やはり大きな壁を感じてしまうのです。医療的行為のある子に対しての、偏見みたいなの。そういうのが無い障害の子だったら、普通に受け入れますみたいな。
大きな原因は・・・園長先生が、
『一花の顔を一度も見なかった事。直視しなかった事。視界に入れなかった事』です。
説明会の時話しに行きましたが、一度たりとも一花の顔を見ようとしない。顔を私側に背けたまま話をします。受け入れたく無い気持ちがそういうところに出ていたのでしょうね。拒否している気持ちが。
入れれば良いの?他がダメで、仕方ないからその園をチョイスするの?
違う違う。
入れれば良いという問題では決して無い。けど、どこからも拒否され続けると、一花に合わないであろう園も一応受け入れがあるという事だけで、OKラインに入り込んでしまうんです。これは、大きく違います。私が間違ってます。とっても大きな間違いをしそうなところでした。
こんな歓迎されないところに一花を入れたって。一花だってきっとわかる。
受け入れてくれない人には、絶対に心を許さない人だから。そういう部分は小さい頃からの経験で、とっても敏感に育っているから。
喜ぶはずが無い。ひょっとしたらお友達とは上手くやれるかもしれないけれど、園長がイヤイヤ受け入れるような体制じゃぁ、一花がかわいそうだ。何かある度に、危険だから・・・と一人分けられてしまう可能性もある。
そして、遠慮しながらケアするなんて、親子揃ってなんだか想像するだけで切ない。ケアが必要、でも同道と同じように他の園児と一緒に、できる事は出来る、出来ない事は出来ないで育てていきたい。
改めて、一花を入れたい園を範囲を広げて、色々と探してみる事にしました。当然、I幼稚園の願書はゴミ箱へポイッです。
就園⑤に続く
いったんママ : 2007年10月19日 04:10
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