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2007年05月03日(木)

■ 急降下 ■

昨日、個室へと一時移る事になっていたので、いつもの面会時間より少し早めに病院へ。

いっちは、丁度お昼御飯中。看護師さんに食べさせてもらっていたのだけれど、様子を見てびっくり!
前日からは考えられないほど、パクパクと大きく口をあけて食べていました!!!
そして、私に気がついて超ニッコリ♪

なんと、昨日からは考えられないほど絶好調らしいのです!

御飯もきちんと食べるし、点滴は抜けたし。痰も自分で出すし、抑制も日中ならばはずしてもOK!!!

すばらしい***ヾ(≧∇≦)ノ"***きゃあぁあっ♪

もう大丈夫だね。で、何故リカバリーに居るのさぁ(^ー^* )フフ♪な~んて笑いながら、とりあえず個室へと移動。いっちも自らリカバリーから廊下へと飛び出し、踊りながら個室まで。途中で、『一花まてぇ~!』なんて先生に追いかけられ、笑いながら逃げてたりして。
うんうん、この様子だったらもう大丈夫。担当の先生に、『一度帰ってもいい?』って聞いちゃおうかなぁ~♪なんて、ルンルン気分な私。

さて、個室へと移動して直ぐに、いっちはお昼ねタイム。御飯いっぱい食べて睡魔に襲われたらしい。

・・・?しかしね。寝つきが悪い。しかも、寝しなに痰を出してくれたのに、なんだかスッキリしないようす。
そして・・・どんどん呼吸が荒くなる・・・酷い陥没呼吸・・・これはおかしい、なんかおかしい。
レティナに入れ替えてから、なんだか水分の摂取が少ないいっち。もしかして水分不足かなぁ・・・痰が詰まった・・・?

丁度リカバリーの担当の看護師さんが来てくれたので、様子を見てもらい直ぐにH先生に連絡をとってもらった。まだ外来中なので、そこから遠隔操作。

まず、ステロイドの吸入。・・・しかし、うんともすんとも言わない痰。ついさっきまで出してくれていたのに、痰があがる気配が全く無い。どうやら、左肺の下側のほうにエアが入っていない様子。
けれど、眠っていると90程度しかSpo2が上がらないけれど、起き上がると一時酸素をあてるだけで98程度まで上がって安定する。

( ̄ヘ ̄;)ウーン・・・なんだろう。続いて、レントゲン。病棟を出るのは危ないので、ポータブルでお願いする。そして、結果を待たず点滴開始の為ルートを取る事に。
しかし、廊下で待っていたのだけれど・・・なかなか取れないらしい。いっちのルートとった事が無い先生だからなぁ・・・難しいのだろう。
30分は待ったと思う。そして、病室に入ろうとした時に、丁度H先生が外来から上がって駆けつけて来た。

二人して部屋に入り・・・いっちの様子を見ると・・・

H先生が・・・
『いっち・・・どう・・・?・・・・・ダメじゃん!!!ダメダメ!リカバリー戻して!!!』

リカバリーに戻り・・・その他大勢の先生達が駆けつける。その時点で、左肺には全くエアが入らず。鼻から吸引したりしてみるものの、背中が触れない。背中が呼吸で動く事が無い。先生達の言葉があれこれ飛び交い、一気に緊迫した室内となった。。。


そして・・・戻ってから5分足らずで、同意書にサインをし、いっちはサインを待たずにオペ室へと運ばれました。


気道の下部に出来た狭窄部分。ここに痰がつまったのかもしれない。狭窄がもっと酷くなってしまったのかもしれない・・・。色々なカニューレを持ち込み、一番適したのを入れてくる・・・という事だったけれど、最悪は鼻からか口からの挿管になる・・・という話だった。
とにかく、ポケベルも何も準備する間が無くだったので、オペ室直のエレベーターの前でただひたすら待つ。1時間半ぐらいだったのかな・・・。麻酔科の先生に抱っこされたいっちが帰って来た。

帰ってからも狂ったように暴れるいっち。酸素オキシベントから直で10L。それでも頻繁に下がる。お腹のパンパンに張ってしまっていたので、エアを抜く為胃チューブが入っていた。
そして、首はレティナのまま。一度抜いてから洗浄し、再びレティナを入れたそう。サイズダウンや鼻や口からの挿管にならなくて良かった。そうなったらまたオペしなくてはならないしね・・・。

原因は・・・

以前から疑いは無くも無かったのだけれど・・・誤嚥です。
レティナの付近に、米粒のような物が一粒、そして、もっと細かい食べ物が少し散らばっていたそうです。いっちには吐き出せなかったらしい・・・そして、それが呼吸の度に上下移動していたのだと思われます。気管はすべて一気にむくんでしまったそうです。
たったそれだけでも、いっちの気管にはとても負担で。此処までむくむのはそうそう無いらしいです。

今までは、カニューレがクッションになり、誤嚥があっても直ぐにまた自分で出す事が可能だったのだと思われます。レティナの場合はクッションが無いのでね・・・。
ならば・・・もっと細いカニューレを入れて・・・という方法もあったのだけれど。でも、この一番むくんでいる時に、いくら細いといっても3.0mmのカニューレを入れる事は、いっちにとってはとても危険な事。再び炎症を広げる恐れがあります。なので、一番負担が少ないレティナをそのまま入れたそうです。
ただ、これでまだ改善しない場合、挿管チューブの2.5mmを入れ、しばらく眠ってもらう事となります。そして、ステロイドが効いてくれるのをひたすら待つのみ。。。

いっちの緊急オペが入ってしまったので、夕方遅くに回診。
メインで見てくれている先生二人、頭を抱えていました。
『難しい・・・本当に難しいねぇ・・・』と。とにかく、いっちのこの過敏な気管と、この急変にはほんと悩まされている様子でした。で・・・そんな話しをウダウダとしていると、後ろからW先生の決定的な一言。
W先生は、NICU時代にいっちの事を良く診てくれていた先生。気管専門ではないので、今はメインで見てもらう事は無いのだけれど。けれど、よーくよーく可愛がってくれる先生なのです。で、そのW先生・・・

『だぁ~かぁ~らぁ!そんな簡単に進むんだったら、もっと早く抜いてるってば、ねぇ~お母さん。気管はね、難しいのぉ!』
・・・的を得た発言だったので、思わず笑ってしまいました(^^;)

・・・って、こうして書いていられるのもね。今日にはグンと復活してくれてきているんです。
勿論、ミスト越しに酸素10Lを流し、ステロイドや抗生剤は続いていますが。それでも、かなりの回復力です。気がついて直ぐ対処できたので良かったのだと思う。
気管自体はむくみやすい子だけれど、ステロイドがかなり効き易い子。肺まで行ったらかなり長引く・・・という事を言われ、夜中にはもしかしたら挿管チューブへと入れ替える事があるかも・・・なんて、言われていたので、昨夜は眠れなかったのだけれど。
けれど、時々は笑顔を見せ。愚図りは多いし、まだサーチも下げやすいけれどね。けれど、かなりの回復だと思う。

明日の朝まで飲食禁止。それでなおさら機嫌が悪くなってしまっているんだけれどね。
そして、様子によりだけれど、早ければ明日の昼からトロミ食が始まります。しばらくはトロミで。そして、落ち着いたら嚥下の検査を行うかもしれません。
頻繁に誤嚥してしまうわけでは無さそうだから、検査しても悪い部分はわからないかもしれないけれどね。

一難差ってはまた一難。一歩進んでは三歩下がり。
いつも頑張っている。けれど、あとちょっと頑張ってね。もういっぱい頑張っているもん。
あとひとふん張り、此処が踏ん張り時・・・何回踏ん張ればいいの?・・・いっちはきっとそう思っているだろうな。

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