2007年04月08日
■ オペ、結果 ■
オペ室に入ってから1時間半。がっちりと麻酔の効いたいっちが帰ってきました。
いつもよりも強めに麻酔をかけたそうです。時々具合が悪そうな様子を見せますが、ほぼ寝ている状態。体を動かしても覚醒しているわけでは無く、眠っている状態に近いのでしょう。
首に入っているのは・・・
『レティナ』です。入りました。そして、人工鼻で無くスピーチバルブが着けられていました。
そうです。3年4ヶ月の間、ほとんど聞いた事の無い声を聞くことが出来ました。今までリークも無かったので、ほぼ初めての声です。ただ、意識して声を出しているわけでなく、具合の悪さから泣いたりして偶然発せられる声。なので、まだハッキリと『声』となっているわけではありません。
ただ、『この分だと・・・いつかは話す事が出来るかも』というランク。声帯の萎縮や奇形があるので、ここが一番心配されていたのだけれど。先生が聞く限りは、これだったら練習すれば話す事が可能かもしれないという事でした。
ただ、問題が。
今まで一切リーク無しで過ごしてきたいっち。生まれてからチューブに頼りきりできてしまっているので、息を上に上げる事が大変なようです。物凄く不快らしい。リークがあれば、徐所に練習されて自然にこなせている事なのだけれど、いっちはこれが初めての経験。なので物凄く難しいらしいです。
そして、一番のいっちの苦手な事。咳ができない事。痰が上げられないのです。で、ようやく上がった痰もどう処理して良いかわからない。今のところは気切孔からと、時々口から吸引している状態です。
直ぐに人工鼻に交換して・・・と思ったのだけれど、せっかくの入院中。しばらくバルブで練習してみようという事となり、フルミストで酸素4Lをミスト越しに流し様子を見る事に。
いっちが落ち着いてから。検査の映像を見せてもらいました。
いっちの気管。此処最近の喘息でか、やはりむくんでいました。そして、また一つ問題が出ていました。
それが・・・カニューレ。前々回、0.5mmアップしたカニューレ。外見からは呼吸が楽な状態に見えましたが、気管には負担がかかっていたようです。カニューレが入っていた先端の部分の気管に段差が出来てしまっていました。硬性鏡では入るのは可能なのに、やはり気管に触れてしまうとダメなよう。ことごとく弱い気管なようなのです。
なので、刺激は極力避ける為、今回はやわらかいファイバーのみで覗かれていました。
レティナの内部の羽により、カニューレ上部にあった肉芽は綺麗に収められていました。ピッタリだったので、肉芽の長さは7mmだそうです。で、レティナの気管外部から内部までの厚みは丁度10mm。一番小さいサイズが8mmだそうで、本来ならばいっちはそれでもゆるいそうです。ただ、肉芽の厚みと、ガーゼを挟み込む余裕を持たせる為10mmのサイズにされているそうです。ガーゼを挟さむのは、レティナの外に出ている部分が皮膚にあたり、すれてしまうのでそれを避ける為です。
いっちの気管から言うと。結果としてはレティナが一番望ましい事がわかります。先ほど書いたように、カニューレだといっちの気管に負担がかかりすぎてしまう。3.5mmに戻せば気管への負担は減りますが、肉芽は育つだけで、リークも無く、ある程度のしんどさは避けられない事になるので。
心配された軟化も、大丈夫そうです。やはり泣くとある程度はダメなようだけれど、ある程度黒くなりながらも硬直を起こす事は無い。今回の入院当日のほうが、チアノーゼが酷かったぐらい。なので、正解ではあると思います。
ただ・・・排痰。これが困難。せめてレティナまで出せれば良いのだけれど、何せ呼吸が弱すぎて出せない。咳が出せない。土曜日までバルブで様子を見たのだけれど、どうやらレティナの羽にひっかかってしまっているような気がします。で、チューブならばカテが入るので痰を取り出してあげられるのだけれど、レティナの場合それがなかなか難しくて。
けれど、これを乗り越えてもらえるならば、いっちがこの先楽になる、肉芽の問題も防げる事。難しい・・・本当に難しい。
そして、日曜日の朝。やはり苦しくなってしまったらしく、人工鼻へと変更。しかし、それでもなかなか回復せず。ミストプラス酸素、吸入6回、ステロイドと抗生剤の点滴が離せません。
どうにか乗り越えて欲しい・・・けれど、座る事は出来るけれど立つ元気までは無く、笑顔は一切無し。そして、私も近寄る事が出来ません。ずーっと一点を見つめて、一人で乗り越えようと頑張っているいっち。抱っこして、『頑張ってるね』っていっぱいいっぱい話しかけて、ギューっとしたい。けれど、しんどい呼吸の時は、いっちはそれを一番嫌う。誰にも触られたく無いんです。
3年4ヶ月。チューブ越しのみで呼吸していたいっち。そう簡単にはいかないとは思ってはいたけれど。本当に大変な事のよう。声はいいから、今後の事、気管の内部を考え、どうにかレティナでいっちの呼吸が落ち着いてくれると良いのだけれど。。。
この状態。1日2日でどうにかなるようには到底思えないので。しばらくは入院となります。
いったんママ : 2007年04月08日 23:50
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